もう何年も
『怒鳴られる』ということから
縁遠かったワタシは

数日前に
23年ぶりに会った『その人』に
何の前触れもなく
急に怒鳴られて

多少は『動揺』しながらも

それでも
もう23年前のワタシじゃないし

そもそも
今は『その人』の部下でもなんでもないし。
（当時だって、『部下』では、なかったのだけれど。）

怒鳴られる、『理由』も、ないし・・

言い返すのも面倒なので
適当にあしらいつつ、電話を切りました。

（↑一瞬、動揺しましたが、すぐに我に返りました。）

時間が経つにつれ
なんだかムカムカしつつも

『懐かしさ』を感じている、自分も居たりして・・

誰かが『正しく』て
誰かが『間違って』て

必ず、『白』・『黒』がつけられて。

『黒』と認定されてしまった人は
会議の席などで『吊し上げ』にあう。

ワタシと『その人』が居たのは
そんな世界でした。

（↑『答え』は、たった1つだけ。それ以外は認められない。そんな信じられない世界でした。）

そこは

窮屈で
息苦しくて

とにかく、居心地悪くて・・

もっと自由に動き回りたくて
思い切り、息を吸いたくて・・

そこから『立ち去る』決意をしのが
23年前。

それからも
『理想の場所』を求めて
考えたり、もがいたり、探したり、実行したりして

色々なことがあって
色々な思いをしながら

そんなことを繰り返して
今、『ここに居る』んだった。

（↑『黒い』モノも、『白』になる世界。窮屈で、苦しくて、どうにもワタシには、合わなくて。別の部署で仲良くさせていただいていた部長がそんなワタシを見かねて、「君は日本の会社よりも、絶対に外資系の会社の方が向いてる。」と言ってくださり、とある外資系の化粧品ブランドで社長をしていらっしゃる方を紹介してくれ、その会社で働くことに。その方の言った通り、外資系の会社に行った途端、仕事が、楽しくて、楽しくて。どんどん、結果を出すように。おかげで、ランコムやディオールなどのキャリアを積むことができたのです。その方には、今でも本当に感謝しています。）