例えば
あることについて話している時

「でもさ、それは、こうした方がいいんじゃない？」

って言ったコトに対して

「でも、『みんな』、そうしてるよ！」

とか、言われると
その後、なんと返答して良いのか

本当に困ってしまう。

 

 

心の中では

『みんな』って誰？

その『みんな』がそう言っていたからと言って
だから・・？
（答えになってなくない？）

そもそも『みんな』は
『正しい答え』を持っているって前提？？

 

などなど
かなーり、モヤモヤしているんだけど

 

「でも、『みんな』、そうしてるよ！」

って発言している人に対して
上記の返答をしたところで

こじれるだけなので

 

「そっか。」

とだけ、答えて、終了。

 

『みんな』、じゃなくても
そういう話はあって

例えば、ちょっと前に
『薪ストーブの正しい炊き方セミナー』
みたいな会が

割と近所で開催されたので
参加した際

『こういう炊き方はNG！』

という炊き方を
正に我が家が行っていたので

「その炊き方でやってしまっています。
　問題なく、できているのですが
　どうしてNGなのでしょうか？」

と、質問したところ

「フランスでは、もう、これが常識になっています。
　日本はまだまだ遅れているので、問題にはなりませんが
　弊社はフランスの基準に合わせる方針ですので。」

との返答が。

 

出たよ、質問の答えになってないよ。

と、
またもや、モヤモヤッとしたのですが

「なるほど。承知しました。」

で、終わらせておきました。

 

『フランスでは、こうだから、そうした方が良い』

『ドイツでは、こうだから、そうした方が良い』

フランスやドイツはそうなんでしょうが
『日本』に住む、『日本人』である『ワタシ』が

『そうすべき理由』を納得できるように
説明してほしいのよ、ワタシは。

 

しかも、その回答者が
その会社の『社長』だったりするので

「この人、『そうすべき理由』
　自分自身で落とし込めてないから
　ちゃんと説明できないのね。」

と、見透かしちゃったりして。

 

（モヤモヤが通じてしまったのか
　別の担当者の方が
　「お客様のお持ちの薪ストーブでしたら
　　そのような炊き方でも、十分に対応できるモデルなので
　　変えていただく必要はありませんよ。」
　　って、帰り際にフォローしてくださいました（笑）。）

 

 

スキンケアの製造をやっていると
工場関係の人からもよく
こういった発言を聞きます。

 

仕事の時は、
特に、相手が取引先の場合は

「フランスでは、そうなんでしょうが
　だからと言って、それは答えになっていないと思います。
　フランスでは、そうなんでしょうが、
　日本の場合は今までの背景や、日本人の特徴として・・blah blah blah・・・」

と、

相手からすると
かーなーり、面倒臭い、話の内容だと思いますが（汗）。