『心身の健康』と『内省』。②
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今年も
京都の送り火のシーズン。
その様子をニュースなどで目にする度
「京大病院の側で見たね・・。」
ポツリと、夫が言うんです。
すると
『あぁ、あの頃は、本当に辛かったなぁ・・』
って思い出すんです。
6年間
不妊治療に専念していた時期があって
その間に
東京から京都の田舎町 京丹波町にも引っ越して
京丹波町から東京のクリニックに通ったり
後半は京大病院に通ったり・・
実は、その6年間の記憶が
ほとんど無いんですよ。
ドロドロとした
黒い感情に包まれて
人のせいにしたり、僻んでばかりいたことは
覚えているのですが・・
それまで温かく見守ってくれた
(そっとしておいてくれた)家族も
「そろそろ、元の世界に戻ってきても、いいんじゃない?」
みたいな空気を醸し出すようになり
夫にも
「そろそろ、仕事再開したら?」
なんて、言われたりして・・
「あ、そんな感じ?ずっとこっちに居ちゃ、いけない感じ?」
って
空気読まないワタシでも
さすがに気がついて・・
なんとか、かんとか
元の世界に戻ってきた・・
そんなイメージでした。
つまり
『原因探し(=内省)』が『極端に苦手』
なのも
『不眠』
だったのも
『不調の原因』が
実は、『自分自身』に有ることに
自分自身でも、なんとなく、気づいているのに
『プライド』が邪魔して『なかなか認めなかった』
のも
『不調は改善したい』けど
『自分の行動は変えたく無い』
『病院や薬で、なんとかならないかなー』
って、思っていたのも
全部、ぜーんぶ、ぜーーーんぶ
『過去のワタシ自身』のお話。
どんな手を使ってでも、
黒い感情に包まれながらも
そればかりを
心の底から、願っていました。
京都の送り火のニュースは
神奈川の実家で見ました。
「京大病院の側で見たね・・。」
と、いつものようにポツリという夫の隣には
って、今年も変わらず思いつつ・・
『でも、今は・・。見える景色が、全然、違う!
色々、頑張って、本当に、本当に!!よかった!!!』
と、心の中で、ガッツポーズする
ワタシがいました(笑)。
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